検診の本質
修理したころが壊れやすいのならば、壊れないようにすることが大切ですね。
歯が壊れないように、つまり悪くならないようにする。これを、予防と言ったりします。
修理されていない状態が、最も丈夫な状態ですからね。
修理だらけの歯は、トラブルが多いです。
ということで、小学校6年生くらいまでに、28本の永久歯が、綺麗な歯並びで、むし歯ゼロ、修復歴ゼロであることが、極めて大切なのです。
これを達成するために、当院では、0歳児から6年生までの定期検診に最も力を入れております。
当院では、成人に対しても、むし歯、歯周病、かみ合わせが悪くならない生活習慣を、希望があれば、お伝えしております。
予防は、自分で行うものです。
では、定期検診は何のためにするのか。
壊れる前の予兆を発見することが、目的です。
クリーニングしながら、汚れの下にトラブルの予兆が無いかをチェック
することが目的です。
ひどく壊れる前に、修理する。
原因を見つけ、そこを正す。
歯の良い人が、その状態を維持できるように。
歯の悪かった人を、きちんと治して、良い状態にして、それが長持ちするように。
長くお付き合いすることで、見えてくること、発見できることが、
多々あります。当院にとって、修復箇所の多い成人の方の定期検診は、マストです。
さいごに。
歯は、食べるための器官。
食べることは、生きること。
良く噛めることは、健康の源。
口は、体内への入り口。
歯肉に炎症が無いことが、未病の源。