治療の本質
削って白い樹脂を詰める、型どりをして銀歯を被せる。
語弊があることを承知のうえ申し上げますが、これらは歯の修理です。
たいていのものは、修理した場合、壊れる前よりも、丈夫ではありません。
同じ所が、また壊れたりしますね。
実際、成人歯科治療の殆どは、かつて修理した部分の再修理です。
ある程度、歯が悪くならないと、実感がないかも知れませんが、
銀歯が取れた、白い詰め物が取れた、そのような経験はありませんか。
歯も、同じ所が、また壊れやすいのです。
何度か同じ所が壊れて、修理不能になって、抜歯となるのですね。
さて、壊れるには、原因があります。原因を突き止め、上手に修理すること。
これが、修理後に長持ちさせるための条件です。
ところで、むし歯なし、修復歴なしでも、歯並びが悪ければ、いつか、ガタがきます。
綺麗な歯並びは、かみ合わせのバランスが良いです。
バランスが悪いと、いつか不具合が生じます。
歯並びは、見た目だけの問題ではありません。
この理由から、当院は、矯正歯科も行っております。
治療は、修理した箇所が、長期にわたり、良い状態を保って欲しいですよね。
全ての日本国民は、国民皆保険制度のもと、日本全国どこでも同じ医療費で平等に医療が受けられます。どのような知識のドクター、技術のドクター、どのような機材のクリニックでも、同じ医療費で平等に医療が受けられます。ただし、その方法、材料には、制限があります。
当院は、良い治療のために、知識、技術、方法、材料、機材にこだわっております。
日々、知識、技術をアップデートしております。
良い機材を揃えております。
健康保険法で定められた修理の方法、材料よりも良いものがある場合、保険外の方法、材料を提案致します。